子供というか人の能力というものに驚く。
娘は5歳になったあたりからまた能力がグーンと伸びたっぽい。
というか1歳年を重ねごとくらいに伸びているように感じる。
この間もおもちゃ売り場で一番上の棚に自分が探しているものがあるのをわかった時に「もう、こんなの〇ちゃんにわかるはずないわ」と見つけられなかった言い訳と不満をだらだらと述べていて、いつの間にこんなにしゃべれるようになったのかと驚いた。
しゃべるというのは簡単なように思うが、それは現状認識と自分の気持ちをきちんと落とし込んで言葉にするという過程が必要で、本当はかなり高度なことだと最近思うようになった。
先週は漫画を口に出して読みながら「食べたい」を「たべたい」と読んでいた。
どうやら漢字はわからずともひらがなと絵の雰囲気で推測して読んでいるらしい。
食品売り場でも「唐揚げ」を「からあげ」と読み、どうもそこにあるいくつかの商品と「げ」のつく名前から「からあげ」と推測したようだ。
なにやら古代文字の解読でもやっているように思えて面白い。
人間の本来持っている能力、子供の臆さず貪欲に行う姿勢、5歳児と言ってあなどれない。
学ぶものがあるのではないだろうか。